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【女性に人気の職業情報】スタイリスト

スタイリストのイラスト

他業種との連携が必要になるファッション系の仕事

スタイリストは写真撮影やTV出演など人前に出る仕事をする人に対し、撮影に必要な衣装や小道具を用意する仕事です。
撮影の現場では、ただ「かっこいい」というだけでなくその場の雰囲気に合った衣装が必要になりますのでそこでどういった品物を用意するかというところでスタイリストの手腕が問われます。

勤務先は主に広告プロダクションで、他にも雑誌社・広告社でモデル・プロダクションを受けるということもあります。
フリーで活躍をしているスタイリストも多く、有名人とコネを作っていくことで専属契約をとることができたりします。

スタイリストが用意する小道具や衣装は買い取るのではなくレンタルで用意するものがほとんどです。
そのため以前からいかに他業種の人とコネを持ち、必要に応じて引き出しを広げていけるかということがポイントになってきます。

現在スタイリストとして活動している人は全国に約1000人ほどいるとされており、そのうち約9割は女性です。
中でも20代の女性が最も多く、独自の感性を活かしてスタイリストとしてのキャリアを作っていくという人が多いようです。

学歴不問の実力主義の世界です

スタイリスト業界は芸能界と密接な関係もあることから、仕事がとれるかどうかは実力次第の世界となっています。

大成するためには有名人からの専属契約を取ることが必須条件になるので、自分を売り込むための営業活動も必要になってきます。

スタイリストになるためには何らかの資格が必要になるわけではないので、中には全くファッション系の学部学科を卒業していないのにスタイリストとして活動している人もいるほどです。

もちろん学校でスタイリストになるための勉強をすることこでき、その場合は大学の服飾系学科や専門学校のスタイリスト養成課程を受講します。

養成課程のある学校ではしばしば有名なスタイリストが講師として登壇することも多いので、そこで受講をすることにより有名人や芸能事務所とのコネクションを得ることもできたりします。

有名人のスタイリストになると、メインとなる一人のほか実際のアイテムを集めてくるためのアシスタントがつくことになるのでそうしたところから下積みをして徐々に顔を覚えてもらうという方法もとることができます。

しかしいくらコネクションが強くても肝心のスタイリングの能力がなければ意味がありません。
キャリアをアップさせていくためには、まず自分が最も得意とする分野(レディスファッション、メンズファション、舞台美術、グラビア撮影など)を作りそこから仕事を一つずつこなしていくという努力が必要になります。

スタイリストのやりがいは、毎日新しいファッションの情報を得られることです。