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新たなハラスメント「カラハラ」とは

カラオケ

意外と問題になっているカラハラ

昔であれば、アルコールに関するハラスメントのように有名になりそうですが、カラハラは最近になって少し知られる程度のハラスメントとして知られるようになりました。

アルコールに関するハラスメントであれば、「この後、一緒にお酒でも飲みに行く?」というハラスメントのため、現代人であれば意外と簡単に断れる内容となっています。
今では禁酒を意識していない人も含めて、半数以上はあまり酒を飲まない人となっているため、上司に誘われてもついていかない人はかなり多くいるからです。
周りの人が拒んでいる、もしくは断っているという場合はハラスメントは成立しないわけです。

・・・しかし、カラハラは別です。
こちらは「カラオケに行かない?」というタイプのハラスメントになっていますので、人によってはかなり断りづらいでしょう。

というのも、アルコールに関するハラスメントとは違い、3人に1人はカラオケに誘われた場合はついていくからです。
つまり、乗り気な人が多いため少数派として拒むことになりやすいのです。
もし、どうしてもカラハラが嫌なだけでなく、毎回誘われるので困っているという場合は少しだけ付き合うという形でついていくと良いでしょう。

なぜ、カラハラなのに相手の誘いに乗ってしまうのか?というと、少しずつカラハラを嫌がっていることを明らかにしていくためです。
カラハラでもそうですが、ハラスメントを理解していない相手というのは、気恥ずかしさで拒んでいるだけだろう・・・と思っていることが多いです。
しかし、何度誘ってもついてくるのに途中でいなくなる相手では、「あまりテンションが上がらないタイプの人では?」と思うようになり、他の参加者のためにあまり誘わなくなることが多くなるのです。

是が非でもカラオケには行かない!では人間関係が悪化することもありますので、安易に断るだけではいけません。
社会人として交流を深める目的でカラオケが利用されていることもあるので、あえて調子を合わせておき、だんだんと調子が合わない状態を画策していくほうが、社会人としての付き合いでは無難となります。

カラハラは現代ならでは?

カラハラという単語は最近になって登場するようになりました。
そのため、今でもパワハラと比較するとまったく耳にすることがないハラスメントです。

しかし、現代人はあまりカラオケルームなどでカラオケを楽しみません。
最近は自宅でカラオケを楽しんでいる人も増えていますし、同年代と交流する人が増えてきているため、カラハラが特別視されるようになったのです。
現代だけのちょっとした問題程度で扱っても問題ありませんので、他のハラスメントのように危険視する必要が無いハラスメントなのです。